「吉永式記憶術は胡散臭くないの?」
記憶術という言葉を聞くと、どうしても「本当にそんな方法で覚えられるのか」「特殊能力のようなものではないのか」と疑ってしまう人もいるだろう。
しかし、吉永式記憶術の公式サイトを確認すると、単純に「記憶力が一瞬で上がる」といった話だけをしているわけではない。
吉永式記憶術は、記憶するための技術だけではなく、覚え方を自分で考える力や、学習への応用を重視している。公式サイトでは、受験や資格試験、仕事などへの応用を掲げている。
吉永式記憶術が胡散臭く見える理由
そもそも「記憶術」というジャンルそのものが、少し怪しく見られやすい。
「記憶力が劇的に向上する」
「誰でもできる」
「人生が変わる」
こうした言葉が並ぶと、慎重な人ほど「本当に?」と思うのは自然なことだ。
吉永式記憶術の公式サイトにも、「無限の可能性」「人生に革命を起こす」といった強い表現が使われている。さらに、受講生の体験談には資格合格やキャリアアップなど、大きな成果を紹介するものもある。
ただし、ここで重要なのは、宣伝文句と、実際に提供されているサービスの中身を分けて考えることだ。
吉永式記憶術は「暗記だけ」の講座ではない
吉永式記憶術の特徴として興味深いのが、「覚え方そのものを考える」という点だ。
公式サイトでは、従来の記憶術について「決まったパターンでは使えるものの、応用が難しい」という問題意識が示されている。
それに対して吉永式記憶術では、題材について自分で考え、覚え方を作る練習を重視している。つまり、単に答えを教えてもらって丸暗記する形式とは少し違う。
ここは、吉永式記憶術を判断するうえでかなり重要なポイントだ。
記憶術というと「大量の情報を頭に詰め込む技術」というイメージがある。
しかし実際には、情報をどう整理し、どの情報と関連付け、どんなイメージに変換するかという作業が重要になる。
この部分を練習するなら、単なる暗記テクニックというより「情報処理のトレーニング」と考えたほうが近い。
1日2問という仕組みも面白い
吉永式記憶術では、1日2問のクイズ形式を取り入れている。
これは一見すると非常に簡単に見える。
しかし、記憶術は「知識として理解すること」と「実際に使えること」の間に大きな差がある。
例えば本を読んで「なるほど、こうやって覚えるのか」と理解しても、翌日に実際に使えるとは限らない。
だからこそ、短時間でも毎日繰り返す形式には意味がある。
公式サイトでも、スマートフォンを使ってスキマ時間に取り組める学習スタイルが紹介されている。
個人的に記憶術で一番もったいないと思うのは、「最初に頑張りすぎて続かない」パターンだ。
最初から1時間、2時間と勉強するより、「今日はこれだけ」という小さな課題を毎日続けるほうが、結果的に習慣化しやすい。
サポート体制はかなり手厚い
吉永式記憶術を調べていて、もう一つ特徴的だと感じるのがサポート体制だ。
公式サイトでは、24時間チャットサポート、オンラインセミナー、ライブサポート、初心者向けオンラインセミナー、電話サポート、デジタルサポートなどが案内されている。
さらに、仕事や生活が忙しい人向けの「おやすみサポート」も用意されている。
記憶術そのものとは関係ないように見えるが、実はこうした仕組みは重要だ。
オンライン講座は「買ったけれど見なくなった」ということが起こりやすい。
そのため、学習内容だけではなく「続けられる環境」を用意している点は、吉永式記憶術の特徴と言える。
受講料が高いから胡散臭い、とは限らない
吉永式記憶術について調べる人の中には、料金が気になる人も多いだろう。
公式サイトでは、YGCのWEB受講料として40万円(税込)が掲載されている。決して安い金額ではない。
だからこそ、「高額だから怪しい」と短絡的に判断するのではなく、何に対して料金を払うのかを見る必要がある。
動画だけを見るサービスなのか。
講師への質問ができるのか。
継続的なセミナーがあるのか。
学習サポートがあるのか。
吉永式記憶術の場合、複数のサポートや教材を含む構成になっている。
もちろん、40万円が誰にとっても妥当だと言うことはできない。
記憶術にどれだけ価値を感じるかは人によって違うからだ。
「成果」は冷静に見る必要がある
公式サイトには、資格試験への合格や収入アップなどを経験した受講生の声が掲載されている。
こうした体験談は参考になる一方で、「この講座を受ければ誰でも同じ結果になる」と考えるべきではない。
資格試験なら、本人の勉強時間や元々の知識、試験との相性など、多くの要素が関係する。
年収についても同様だ。
記憶術だけで収入が決まるわけではない。
ここを冷静に切り分けて考えれば、吉永式記憶術に対して必要以上に期待することも、逆に必要以上に疑うこともなくなる。
講師・吉永賢一氏の経歴も確認しておきたい
講師の吉永賢一氏について、公式プロフィールでは1971年生まれ、群馬県出身で、東京大学理科三類に合格した経歴が紹介されている。
また、記憶術と出会ったことで自身の人生が変化したことをきっかけに、記憶術の指導を始めたと説明されている。
さらに、公式プロフィールでは32年以上にわたって指導してきたことや、累計1万人以上を指導してきたことも紹介されている。
少なくとも「突然登場した正体不明の記憶術」というわけではない。
無料体験が用意されているのもポイント
高額な講座だからこそ、いきなり申し込むのではなく、自分に合うか確認することが重要になる。
吉永式記憶術では無料体験レッスンが用意されている。
公式サイトでは、無料体験を通して吉永式記憶術の内容や記憶術を実際に体験できる仕組みが案内されている。
これは利用者側にとって大きい。
記憶術は文章だけ読んでも、自分に合うかどうか分かりにくいからだ。
スポーツでも、動画を見ただけで自分に合ったトレーニング方法が分かるわけではない。
実際に少しやってみて、「これは面白い」「自分には合わない」と判断するほうが合理的だ。
吉永式記憶術は「魔法」と考えなければ分かりやすい
吉永式記憶術について一番大切なのは、「受講すれば突然、何でも覚えられるようになる魔法」と考えないことだ。
公式サイトが説明している内容を見ると、記憶のための工夫を学び、それを繰り返し実践するという側面が強い。
さらに、記憶術だけではなく思考法にも触れている。公式サイトでは、発想力や問題解決能力への応用についても説明されている。
これは「筋トレ」に近い部分がある。
筋トレの方法を知っただけで筋肉がつくわけではない。
正しい方法を知り、実際にトレーニングを続ける必要がある。
記憶術も同じで、方法を知識として持っているだけでは十分ではない。
吉永式記憶術は「胡散臭い」で片付けるのは早い
吉永式記憶術には、「人生が変わる」「無限の可能性」といった強い表現もあり、そこだけを見れば胡散臭く感じる人がいても不思議ではない。
しかし、公式サイトを詳しく見ると、1日2問のクイズ形式、講義動画、オンラインセミナー、チャットサポート、習得保証など、具体的な講座設計が確認できる。
そのため、少なくとも「よく分からない怪しい記憶術」と一括りにするのは適切ではない。
一方で、受講生の体験談や大きな成果をそのまま自分にも当てはめるのも避けたほうがいい。
重要なのは、吉永式記憶術を「魔法」として見るのではなく、「記憶するための考え方や練習方法を学ぶサービス」として見ることだ。
無料体験を利用して、自分の学習スタイルに合うかを確かめる。
このくらい冷静な距離感で検討するなら、吉永式記憶術は十分に調べてみる価値のある記憶術と言えるだろう。
